MEISSEN (ブラウン/茶色系)
マイセンの食器 / インテリア/住まい/日用品
人気ブランドMEISSEN(マイセン)の食器(ブラウン/茶色系)の商品一覧。MEISSENの食器の新着商品は「MEISSENの★御専用【古マイセン】カップ&ソーサー2客+難有1客「カマイユ/濃ピンクの花絵」」「MEISSENの【マイセン】ブラウンスドルフ/自然主義様式の絵付け「昼顔/白」カップ&ソーサー」「MEISSENの【古マイセン】コバルト 金彩 プレート「フラワーブーケ/アスターとピンクローズ」」などです。フリマアプリ ラクマでは現在54点のMEISSEN 食器の通販できる商品を販売中です。
★御専用【古マイセン】カップ&ソーサー2客+難有1客「カマイユ/濃ピンクの花絵」
一級品
ボタン剣
ボタン剣のカマイユです。
いい条件が揃いました。
(客別詳細)
4
カップ 金縁薄れ無し
ソーサー 薔薇絵に点状絵具のたれ?金縁薄れ無し
5
カップ 金飛びあり、金縁薄れ無し
ソーサー 金縁薄れ無し
※6
カップ ヒビ有り(価格に含まれません)
ソーサー 高台に欠けあり、金縁薄れ無し
(御参考)
カップ口径 : 8.5 cm 前後
カップ高さ : 6.0 cm 前後
ソーサー直径 : 13.8 cm 前後
ソーサー高さ : 2.8 cm 前後
✴︎ 常々申し上げておりますが、 この時代にまで遡りますと近代~現代の物と比べ白磁の質は滑らかさや均一さという点でまだまだ成熟しておらず、焼成技術も日々磨かれていくというマイセンが大きく花開く発展期でした。
ただ、焼きの技術の一方で絵付けの魅力は皆様ご存じの通りです。
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【マイセン】ブラウンスドルフ/自然主義様式の絵付け「昼顔/白」カップ&ソーサー
一級品
以前白とピンクの昼顔トリオを数セットお譲りさせていただきましたが、この1客が残っておりました。
こちらは一般的には「ブラウンスドルフ様式の花絵付け」と呼ばれていますが、私の拙いグループ分けでのブラウンスドルフ様式とは異なります為、自然主義様式と呼ばせてください。
ですがこの品をお買い上げ下さる方は「ブラウンスドルフ様式のカップ&ソーサー」と思って下さっていいのですよ。
輸入食器代理店などはそういう名前を付けてお売りになっています。
何やら最初からややこしくてすみません。年を取ると頑固でいけません。
いずれにしましても非常に繊細な水彩画タッチで描かれた昼顔の素晴らしさには、そんなことどっちでもいいや・・・って気になりますが。
(あぁ、私って、メンドクサイ!)
白もピンクも以前はオーダーすれば6〜9ヶ月で届きましたが、現在はどうやら注文を受け付けて貰えなくなりましたようです。(数年前の話です)
一つの作品を制作するのには大変な手間と時間、しいてはコストが掛かり過ぎ、販売価格に見合わなくなったのが理由とか。
特にお伝えすべきダメージはありません。
昔のフランス映画に「昼顔」というタイトルのものがございました。大人の映画です。
支離滅裂ですが、ご検討いただけましたら幸いです。
(御参考)
カップ口径 : 約 6.6 cm
カップ高さ : 約 7.9 cm
ソーサー直径 : 約 14.3 cm
ソーサー高さ : 約 3.0 cm
※1客34万円程です。円安で値上がりしましたね。
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【古マイセン】コバルト 金彩 プレート「フラワーブーケ/アスターとピンクローズ」
一級品
ボタン剣
サブのピンクローズが嬉しいですね。
まるで、オマケで付けたプレゼント。
お陰様で愛らしさと華やかさが増しました。
紺と白のコントラスト。
コバルトの縁取りは白磁の白を際立たせ、描かれた多色のブーケを気品や透明感のヴェールで包みます。
薄い灰色の点や時代特性のポツッとした凹み、やはり制作年代故のコバルトに白磁が滑らかではない箇所など散見されますが、総じて状態は良好です。
コバルトマイセンへの入口としても、また長きに亘るマイセンコレクターの方にも、過不足の無い作品ではないでしょうか。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:約 24.4 cm
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【古マイセン】金彩 セピア「マルコリーニの花と金の葉」カップ&ソーサー+中皿
一級品
ボタン剣
ボタン剣の時代に制作された作品ですが、絵付けは所謂「マルコリーニの花」と呼ばれるブーケです。
よく見慣れた彩色とは異なり、こっくりとダークなトーンで色が乗っています。
あとは、眩いばかりの金彩。
ブラウンと金彩、稀にダークオレンジなどを差し色として使用するのみの通常の「セピアブーケ」、それに多色を加え豪華な仕上がりを見せた、作品数が少ないと云えるものです。
カップ裏側高台に小さな欠け、金の葉に多少の赤色化が見られますが、カップ、ソーサー、中皿のいずれの金縁にも薄れは無く、全体的に極めて状態良好な美品です。
マルコリーニの趣きを、ボタン剣の筆で。
ご検討いただけましたら幸いです。
(御参考)
カップ口径 : 約 6.8 cm
カップ高さ : 約 6.1 cm
ソーサー直径 : 約 14.0 cm
ソーサー高さ : 約 3.0 cm
中皿直径 : 約 20.7 cm
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【KPMベルリン】印象派 印象主義/コバルト 上金彩皿 プレート「三つの花」②
KPM Berlin (ベルリン王立磁器製陶所)
三つ花コバルト金彩皿をもう1枚お出ししてみました。
花弁に施された絵の具の盛上げなどの高度な技巧はマイセンのブラウンスドルフと同様、最高額価格帯に鎮座する印象主義作品以外では見られない必見の描写。
勿論、流れるようなコバルトに惜し気なく存分に振舞われた豪奢な金彩も。
金彩金縁に少し部分的赤色化が見られますが、難はありません。
美しいと添えられた言葉より、御自身の目と感性で。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径 : 約 21.5 cm
高さ : 約 2.4 cm
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古マイセン/コバルト 22金 金彩 皿 プレート「ブーケと昆虫/三つ窓」
一級品
ボタン剣
コバルト地を背景に浮かぶボタン剣の花。
マイセンをここまでの地位に押し上げた立役者の一人と云って差し支え無いでしょう。
真贋を見極める際によく例に挙げられる金彩は言わずもがなの完璧を誇り。
ブラウンスドルフを筆頭とする印象派作品やアムステルダム様式作品に行く一歩手前で手に入れるに相応しく、マイセンコバルトコレクションには欠かせぬ一品です。
センター部分の金彩に赤色化が少し認められるも、他には特段お伝えすべき事柄も無く、見事な佇まいです。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径 : 約 22.3 cm
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【マイセン】カップ&ソーサーとデザート皿 2セット「フラワーブーケと昆虫」
一級品
ファイファー以降
ファイファー以降ということは、戦争の足音が聞こえてきていた時代です。
国立マイセン磁器製作所の略年譜によれば、1910年には1400名在籍していた従業員が1925年には950名、33年には612名にまで減少しました。
39年、第二次世界大戦が始まり、マイセンも例外ではなく絵付師や成形師が徴兵されることとなります。
1945年2月半ばになると連合軍はドイツの都市ドレスデンを爆撃し、約3万5,000人の市民が命を落としました。 製作所の建物も損傷し、作業は中断せざるを得なくなります。
5月になりますとマイセンは旧ソ連軍によって解放され、製作所は200名の従業員で再び操業を開始することとなりました。
と云っても製作所はソ連の有限会社の一部となって管理され、1950年になってようやくマイセン磁器製作所はソ連からドイツ民主共和国に返還され、晴れてドイツ国立製作所となったのです。
ボタン剣の時代に花開いた「印象主義/印象派」は、その後なぜか継承されませんでした。
技巧的には同等の作品を制作することは無理ではなかったと思われるのに・・です。
その理由の一つとして、この戦争の影響があったであろうことは否めません。
「印象派」の作品は淡く儚げで、優しさに満ち溢れています。
戦争に向かう時期人々が求めたものは、優しさに加え、気高さや希望だったのではないでしょうか。
こちらの作品ではボタン剣やファイファー期の雰囲気をしっかりと受け継ぎながらも、より明るく華やかな仕上がりとなっています。
まさにその時代が求めていた答を垣間見る気が致します。
1枚のソーサーに金彩の薄れが1箇所ありますが、全体的に使用痕の見られない美品です。
絵の具の盛りは良く、印象派に負けない程たっぷり乗せられています。
野ばらのオシベに施されたそれは、まさに印象主義やブラウンスドルフと同じ仕事です。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
カップ口径 : 約 7.0 7.0 cm
カップ高さ : 約 6.4 6.4 cm
ソーサー直径 : 約 14.3 14.6 cm
ソーサー高さ : 約 3.0 3.0 cm
デザート皿直径 : 約 18.3 18.4 cm
※1セットから承ります。
マイセン ベコニア 波の戯れ ティーカツプ
マイセン ベコニア 波の戯れ ティーカツプです。
波の戯れシェイプに美しいベコニア、
且つ流れるような金彩の描きがマイセンらしく芸術的です。
スクラッチのない1級品
定価 13万2000円
画像に掲載しています
マイセン ベコニア
マイセン 輸入代理店サイトより
「ヴェレンシュピール(波の戯れ)」は21世紀のマイセンを担うアーティスト集団によって1996年に生まれました。
さざ波のようなレリーフがあるものとレリーフのないものがあり、いずれも自然を感じさせるフォームが現代の暮らしにやすらぎを与えると人気を博しています。
また優しいカーブによって飲んだ時の切れが良く「用の美」も追求されています。
時をかけて生み出された21世紀を代表するテーブルウェアでカップ&ソーサーのソーサーが独立したプレートとして使えるのも魅力的です。
デコレーションの「ベゴニア~Begonie」も現代マイセンフラワーを代表するマスターピースとして名高い作品です。
絵付けは自然主義絵付けの中でも最高峰のブラウンスドルフ様式で描かれており、人の手によるものとは思えないほど自然で、そこに花が咲いているかのような細密な絵付けが施されています。
カップ口径10.3×9.5cm 横幅13cm 高さ6cm
ソーサー 直径15cm
M-231
ー・ー・ー・ー・ー・ー
お手数ですが、プロフィールを読んで頂きますようお願い致します(^ ^)
未使用でも長期保管品は新品未使用のカテゴリーに入れるのに躊躇があり未使用に近いにしている事が多いです。
製造過程で出来る凹凸や、色飛びはよくあり、また未使用美品でも保管期間がありますので、微細な擦り傷や高台の汚れなどはご容赦お願い致します。
アンティークのお品に関しては、アンティーク(100年以上の物をアンティークと呼ぶので、正確にはアンティークではない物もありますが)にご理解のある方でお願いいたします。
丁寧に確認はしていますが素人の点検である事、自宅保管品である事をご理解の上でお願い致しますm(__)m
希少 ドイツ製 Hutschenreuther ディープディッシュ 6枚
hutschenreuther
made in Germany
フッチェンロイター
ドイツ製
廃盤⋆希少
新品
透き通るような白磁にシックな色づかいの
オレンジブラウンでフラワーブーケが描かれた
ドイツ製プレート スープディッシュ6枚です
シャンデリアのような金彩装飾が
高級感たっぷりです
深さがあるので汁気のあるパスタやお肉などのメインディッシュにお使いいただけます
メインにはもちろん、サラダやライス、スープ、
デザートプレートとして使っていただいてもお洒落です⋆*
アンティークな装いを感じるオレンジブラウンの
色づかいがとても素敵です
大切に使ってくださる方の元へお譲りできますと幸いです
どこを探しても見つけるのは困難なお品です
売り切れてしまう前にぜひお役立てください
HUTSCHENREUTHER
新品
サイズ
直径23㎝
高さ4.5㎝
個数 6枚
包みのまま触れずにいました未使用品です
完璧をお求めの方はお控えくださいませ
••┈┈┈┈┈┈┈┈••
1814年に設立したドイツが誇る名窯フッチェンロイター。
当時の王に「最高の品質」を誓って開窯に至った歴史をもち、バイエルン州のシンボル 「ライオンマーク」を誇ります。
透き通るような純白の素地や繊細なレリーフは、テーブルウェアの品質を物語ります。
発送方法は予告なく変更になる場合がございます
ケーキプレート デザートプレート ミート皿 パスタプレートウェッジウッド ロイヤルアルバート ローラアシュレイ リチャードジノリ ロイヤルドルトン ナルミ ノリタケ 洋食器 大皿 ワンプレート ケーキプレート ケーキプラター ガトープラター 盛り皿 アンダープレート スープ受け皿 薔薇 エステール 小花 小花柄 マイセン ミニ薔薇 プチローズ モールディング マントルピース エレガント 輸入住宅 クリスマス クリスマスプレート アンティーク ヨーロッパ フランスアンティーク 仏アンティーク 英国アンティーク 西洋アンティーク 骨董 花柄 petit フラワー ディナープレート おしゃれ かわいい
ウェッジウッド ロイヤルコペンハーゲン マイセン ビレロイボッホ リチャードジノリ ハロウィン
【R.Worcester ロイヤルウースター】金彩 手描き 皿「薔薇のブーケ」
英国
Royal Worcester
ロイヤルウースター
アンティーク
ウースターには珍しい、印象派技巧による花絵付けが非常に眼を惹くプレートです。
ブラウンスドルフ教授が教鞭を執りつつ制作していたマイセン黄金期であるボタン剣時代の花絵に匹敵する出来と云えるのではないでしょうか。
特にセンター花は完全なる印象主義画法で描かれており、離れて見ればくっきりと、近寄ればぼんやりするというまさに絵画です。
20世紀初頭に活躍したErnest Phillips 氏のサインがあります。
彼はいわゆる「英国の花」を数多く絵付けした高名なペインターですが、こちらのプレートにおいてはセンター花、縁花のどちらにもドイツマイセン風の絵付けを施しています。
これはウースター社の具体的な指示があってのことと推察致しますが、非常に稀有な、フィリップス氏自身もあまり経験の無いオーダーだったのではないでしょうか。
そして彼は見事にその期待に応えました。
僅かなスレ傷が見られる程度で金彩金縁に薄れはありません。状態は非常に良好です。
裏側のゴールドリングは殆ど取れています。
印象派・印象主義画法とローズガーランド、それにアシッドゴールドの金彩を存分に御堪能あれ。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:約 27.5 cm
※花絵違いで複数枚ございます。
アンティークウースターのコレクターだけでなく、ウェッジウッド、ロイヤルドルトン、ミントン、ハマースレイ、コールポート、コウルドンなどの誇り高き英国食器を愛する全ての方々に。
★お取置き【古マイセン】金彩 花絵付「ブラウンスドルフ/ピンクの野薔薇」蓋物
スクラッチがあります。
ボタン剣
以前、白い薔薇を黄や赤やピンクの薔薇が取り囲んでいる蓋物をお出ししたことがあります。
店の下の方にありますので、かれこれ5~6年前になりますでしょうか。
大切なお客様にお譲りさせて頂きました。
今夜お出しした品はそれと一緒に購入しましたが、器の口部分に難があるため、つい出しそびれておったものです。
御覧のように器の高くなった口の部分に制作時の変形があります。その部分は削れている為に高さが低く、一箇所はかなり薄くなっています。
ヒビや欠けは無く、金彩金縁に薄れもありません。
変形は下の器部分のみで、蓋に難はありません。
たまにはマイセンのカテゴリーで食器ではなく花を御求めになっては如何でしょうか。
もしかしたら、生涯忘れられない出逢いとなるかもしれません。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径 : 約 8.9 cm
高さ : 約 6.2 cm
マイセン Meissen 1850年頃 金彩花絵 昆虫文 ディナープレート ③
●製作年:1850-60年頃
●1級
●サイズ
W:22cm
H:3cm
マルコリーニの花がボタン剣を経ることによって昇華された花絵。類例より19世紀の中頃と推測します。このあとブラウンスドルフが登場し、花絵に関しても黄金期を迎えることになります。
印象派寄りのあのブーケを欲している方、それこそマイセン、という方もいるかとも思います。ですが、マルコリーニの花はマイセンにおいて初期の様式としての完成系と言えます。一時代を築き、かつ洗練されて昇華されたその後のボタン剣時代の「マルコリーニの花」。花弁の脈まで一枚一枚も丁寧に描かれ、愛らしい繊細な筆致を彷彿とさせます。これこそ、最終的に巡りついたこのシリーズのゴールです。
現状のアンティーク市場ですらそんなに見ない類なのでコレクションにも最適ですが、大きめですので普段使いとして楽しむのは特におすすめです。
経年を感じさせない良いコンディションで大変美しいです。当時の白磁品質は、現代程成熟していないことや釉薬の劣化などございますが、理解いただきたい仕様です。
特別お値段を下げてお譲りいたします。パターン豊富に出品していますので、貴重な逸品をこの機会に是非ご検討いただき、卓上を華やかに演出してみてください。
★御専用【マイセン】‘‘自然主義/ブラウンスドルフ’’ 楕円皿 「薔薇と葡萄」
スクラッチがあります。
使われたり、長く飾られていた形跡はありません。
裏側高台も真っ白で、私もそうでしたが恐らく出して飾ったりせず、ずっと箱に収められていたものと思われます。
そういう訳ですので、ほぼ新品に近い未使用と云っていい状態です。
桜舞う日々は過ぎ去り、薔薇が美しい季節の到来です。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
縦 :約 29.4 cm
横 :約 19.4 cm
高さ:約 2.5 cm
★お取置き【古マイセン】ブラウンスドルフ/印象主義「ペールイェロー地に黄薔薇」
一級品
ボタン剣
「ブラウンスドルフ/印象派 印象主義」の作品です。
真のブラウンスドルフ作品が市場に出ることは稀で、特に薔薇モチーフのものは争奪戦となります。
地色は薄い黄色で、8枚目の右下の画像の色が最も実物に近いです。
金縁に多少の薄れがありますが、ヒビや欠けなどのダメージは無く、状態は良好です。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:約 22.5 cm
※出品価格は498,000円を予定しております。
マイセン Meissen 1880年頃 金彩カマユピンク ディナープレート B
●製作年代:1880-90年頃
●1級
●波の金彩
サイズ
直径:24cm
高さ:3,8cm
黄金期のボタン剣に相応しい、究極のタッチ。溶け込んだカマユピンクで描かれる華麗な花々はマイセンの最高峰と言っていいと思います。湾曲している箇所に見事描きこむ技術も素晴らしいです。昔から私は虜になっていますが‥何故か多色よりもものすごく見惚れてしまいます。魔性の魅力があります。
マイセンの19世紀は"黄金期"ですが、特に後期におけるフラワーカテゴリーに関しては技術の頂点を極めます。ブラウンスドルフの教鞭により、ベースラインでさえ柔らかいタッチ、陰影、儚くも淡い色彩、印象派寄りの描画で自然主義に引けを取らない水準でした。これらは現行で製作されるものよりも非常に評価が高く、アンティーク市場でも熱烈な人気の為、コレクターの垂涎の的となっています。中でもカマユのボタン剣、となると多色よりも蒐集することは困難を極めます。
そもそも単色で絵付けすることは、多彩色よりもはるかに技量を必要とし、一般には上位のペインターにしか描くことは許されません。一色だけで質感や影、濃淡を表現することはとても難しいからです。同時に、言うまでもなく価格は非常に高額なものになり、なかなか手が届かないシリーズでもあります。
周囲の波の金彩は丁寧に完全なる"手書き"で行われます。一寸の狂いなく完璧に一周させるギルディングの技術はマイセンならでは。そして花々に差し色として加えられる金彩。このような一般のシリーズには見られない上品な演出には脱帽です。これらの装飾に絵付が許されるのはマイスター級のペインターのみです。
このような描画は今ではもう再現することはできず、現代マイセンのカマユは遠く足元にも及びません。
ちなみに現代バージョンのカマユブルーのパーティセット、という大型オーバルとサラダプレート4枚で確か¥1,200,000だったと思います(マイセン展にて)。
特筆すべき難のない素晴らしいコンディションです。1世紀以上経過しているとは信じがたいものです。絵付はため息が出るほどの美しさで大変素晴らしく‥是非御検討頂きたい逸品です。
マイセン 1880年頃 金彩ノイブランデンシュタイン花絵 カップ&ソーサーB
●製作年:1880-90年頃
●1級
●フォーム:ノイブランデンシュタイン
●サイズ
カップ
W:8.2cm
H:4.8cm
ソーサー
W:13.7cm
H:3cm
以前モカカップをお譲りしましたが、それよりも大きいサイズを出品いたします。名目上はティーカップかと思いますが、そんなことはありません。コーヒーでも何でも…お気に入りの用途でお使頂けると思います。
マイセンの19世紀は"黄金期"と呼ばれていますが、中でも後期におけるフラワーカテゴリーは技術の頂点を極めます。ブラウンスドルフの影響により、ベーシックフラワーでさえもその柔らかいタッチ、光の陰影、淡い色彩で上級ラインの自然主義に引けを取らない水準でした。これらは現行で製作されるものよりも評価が高く、アンティーク市場でも熱烈な人気の為、コレクターが後を絶たず存在しています。
創業序盤からこちらのレリーフもあり、伝統的なタイプですが、ボタン剣期になると本格的に洗練されて行きます。ブーケとともに昆虫の入るフラワーシリーズはマイセンの中でも高価格帯に位置するカテゴリです。光を当てると油絵のように浮き上がる質感、柔らかく淡い儚げな描画はもう現代では再現することができません。カップには3パターンのブーケが描かれており、色々な視点を楽しめます。レリーフとの相性も抜群で、散らし小花の配置や四隅の昆虫も全て計算し尽くされています。
一部口元金彩が薄れている箇所が御座いますが、目立つ傷、ワレやカケも無く素晴らしいコンディションです。白磁の製造コンディションもよく、光を当てても傷はほぼ見られません。黄金期の貴重な作品をこの機会に是非ご検討ください。
オールドマイセン1880年頃ボタン剣五つ花フラワーブーケ昆虫カップ
19世紀後半~20世紀前半の印象派ブラウンスドルフ様式のお品と聞いております。
水彩画のような淡い色彩が特徴で、残念ながらその技術は継承されず失われてしまったという稀少なお品です。
ユリウス・エドゥアルト・ブラウンスドルフ氏
1862年に絵付師としてマイセン入社。
1880年からは教師に、1900年には教授に。
1906年に退社。
※教え子の作品もブラウンスドルフ様式に入ります。
ふちの金彩に若干の擦れあり(画像6~8枚目)
他は小傷もなくきれいです。
アンティークとしては珍しいくらい良いコンディションです。
スクラッチ : なし。1級品。
ロゴ : ボタン剣
製作 : 1860-1920年頃
カップ直径 : 8.5cm
ソーサー直径 : 13.5cm
昔のカップの特徴で少し小さめです。
稀少な品ですので普通のゆうパックでお送りします。
ご希望の配達日時ありましたら仰ってください。
★お取置き【古マイセン】ブラウンスドルフ/印象派 皿絵「漆黒の海に浮かぶ薔薇」
(正確には地色は「漆黒」ではなく「限り無く黒に近い紺」です)
一級品
ボタン剣
ブラウンスドルフ、あるいはブラウンズドルフという記載もあります。
ユリウス・エドゥアルト・ブラウンスドルフ氏 (1841年~1922年)は1858年にマイセン磁器製作所に入り1906年に辞めるまで、その生涯はマイセンと共にありました。その間、1900年には自ら制作を続ける傍らマイセン附属絵付師養成学校の教授となっています。
偶然にもルノワールの生年は1841年。ブラウンスドルフと同じ年の生まれです。そして没したのが1919年ですから彼ら二人は同時代を生きたと言えます。
ブラウンスドルフは「自然主義絵付けの巨匠」と呼ばれる人物ですが、それまでの色絵付けの技法に「光」の表現を取り入れた全く独自のスタイルを確立しました。
ブラウンスドルフ様式は自然主義様式の一つではありますが、当時一世を風靡していた印象派の絵画に強く影響を受けたことがこの作品からもよく分かります。
ただ、難解なことにブラウンスドルフ様式と呼ばれる作品の中にも印象派の要素が薄く平坦な描写の絵付けのものもあれば、こちらの作品のようにまるで3Dの効果でプレートから花が浮き出しているかのような、見る者全てが驚かずにはいられない作品もあり、大別して二つの種類が混在していると言えます。勿論、作品的価値と稀少性は圧倒的に後者の方が高く、実際に手に取ることの出来る数は非常に限られており、殆どが美術館所蔵となっているのが実情です。
加えてバラは数多くのモチーフの中でも不動の人気を誇っており、時代を越えて愛され続けている為、入手は益々困難となっています。
その後、マイセンにおいて印象主義は存続出来ず技術は継承されませんでした。現在は自然主義に印象主義を加味した作品が極めて稀に制作されているだけのようです。ただ、それも時間やコストの制約という商業ベースに則って考えれば仕方のないことかもしれません。
ほぼその生涯がボタン剣の時代と重なるブラウンスドルフ教授。彼は道具である食器に誇りを持って「アート」を描きました。
「あなたがいて下さって良かった」と、心からそう思わずにはいられません。
(御参考)
直径:約 21.0 cm
※難はありません。
※出品価格は628,000円を予定しております。
☆御専用 古マイセン/B-フォーム プレート 3点①プラチナゴールド②③三つ花窓
一級品
ボタン剣
マイセンは、呆れるほどと言いますか、感心するほどランクを細かく付けたがります。
断定してはいけませんが、そういった傾向があるようです。
例えば、このB-フォームのプレート。
センター花の数が、一つのものから5つ花や6つ花以上、そしてフルーツにと上がっていきます。
私達がよく目にするのはここまでですが、更にワトー、例えば恋人文や高貴な女性に楽士やピエロなどのカップル図から、牛馬を連れた農夫、山の景色から海辺の漁師まで。
また、絵付けの難易度で申せば、印象派からブラウンスドルフ 、プラチナゴールドからパテ・シュール・パテまで。
B-フォームに描かれるものは枚挙に暇がございません。
続いて窓の中です。
窓の中の花の数は普通は一つですが、このプレートのようにごく稀に3つの花が描かれている場合があります。
また「3つ花窓」の場合、ただ単に窓の中の花の数が3つあるというだけではなく、窓の金彩には グランツゴールド が使用され、「1つ花窓」と比べて、金彩に多少の幅と厚みがあります。
次に、窓を囲んで幅広の グランツゴールド の帯が有るか無いかです。通常、この幅広金帯を持つものを 「B-フォーム グランツゴールド 」作品と呼んでいます。
最後に、地色が白磁からコバルト、赤、緑、更により難易度の高い黄肌という具合に色が付いていきます。
この組み合わせによってランクは大変な数になり、B-フォームだけでも集めども、集めども、終わりません。
グランツゴールド作品には、B-フォーム以外にもフルーツや木の葉など様々なパターンの縁周りを持つものがありますので、本当に罪な話です。
①プラチナゴールド 直径:約 23.2 cm
②白磁 小 直径:約 22.6 cm
③白磁 大 直径:約 29.1 cm
【しん様専用】 マイセン 2種 バタフライ CS ブルードラゴン
Meissen Chinoiserie Butterfly Cup & Sauser
マイセン シノワズリ バタフライ カップ&ソーサー
マイセン ドラゴンと鳳凰 ブラウン カップ&ソーサー デザートプレート
Meissen Rich Court Dragon Brown Cup & Sauser, Desart Plate
■コンディション
コンディションは良好です。掲載しきれないので以下で写真で判断ください。
Googleフォトで掲載でしきれなかった写真と細部をご覧いただけます。
ブラウザーに以下のURLをペーストしてください。
■商品の拡大画像
URL:
シノワズリ バタフライ カップ&ソーサー
photos.app.goo.gl/d7f11kPWyf91Q7eX8
マイセン ドラゴンと鳳凰 ブルー
photos.app.goo.gl/ekejmTrEAFPtB7qR7
■取引上のご注意
・コンディションについて
コンディションの記述につきましては、見逃しがあるかもしれませんので細部が気になる方は必ずGoogleフォトでご覧いただいた上で判断して下さい。
Googleフォトで確認できる損傷はお理解いただいたものとさせていただきます。
・返品について
Googleフォトで掲載をしていない箇所に目立つ損傷がある場合は、着払いでの返品を承ります。購入者様都合のキャンセルの場合、購入代金の10%を徴収させていただきます。また発送済みの場合、返品にかかる送料はご負担願います。
・配送について
配送が未定になているものは、商品が60サイズで配送地域が南東北~中部の場合は佐川急便で配送させていただきます。
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#ドイツ #meissen #マイセン #蝶々 #チョウ
27000
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★お取置き【古マイセン】コバルト 皿/印象派 印象主義/ブラウンスドルフ「白」
(御注意)
ぽむの全ての商品は、ラクマ等のフリマサイト以外には出品されておりません。
一級品
ボタン剣
印象派
印象主義
ブラウンスドルフ
ブラウンズドルフ
これからも まだ
マイセン探求の旅を お続けになりたい方には
お勧めしません
スレ傷少し
ヒビ欠け無し
金彩金縁薄れ無し
裏側シール跡
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径 : 約 24.9 cm
✴︎ お取置きは承らせて頂きます。お値引きは誠に申し訳ございません。
【御専用】マイセン 1880年頃 ドイチェブルメン カフェオレ カップ&ソーサー
●製作年:1860-80年頃
●級外品
●サイズ
カップ
口径:10cm
高さ:7.5cm
ソーサー
直径:15.5cm
高さ:3cm
珍しい逸品をご紹介いたします。ボタン剣時代に特注されたカフェオレカップ&ソーサーです。カフェオレというだけあって通常のサイズよりも大振りに作られており、たっぷりと飲み物が入ります。
そして描写です。余白を按分しながらも非常に迫力のある花絵、そして前回と違うところは広がりというよりも奥行に重点を置いているところです。まるでブラウンズドルフのように、という感じでしょうか。当然この時代の殆ど全ての花絵はすべて彼の影響を受けていますが、典型的な描画ですね。近くでも十分迫力がありますが、少し離れると…3Dのような立体感を感じます。色々な花々を見て来て、どの時代も素晴らしいですが、ボタン剣の花絵はやっぱり素晴らしい…マイセンの凄さを再認識できる作品です。
上述の通り、カスタムメイドで製作された作品の為、カップは大きく、それでいてここまでの出来の作品はボタン剣でもお目にかかれません。スクラッチはありますが、コレクションにはもちろん、普段使いでも存分にお使いいただけます。白磁も綺麗に出来上がっていて、金彩も美しいコンディションを保っている逸品です。この機会にぜひご検討ください。
マイセン ドラゴンと鳳凰 オレンジ プレート 18cm
マイセン ドラゴンと鳳凰 オレンジ プレート
Meissen Rich Court Orange Dragon Plate
1730年頃、ザクセン宮廷のためた東洋の龍をモチーフにオレンジのドラゴンが制作されました。
1918年までは宮廷専用柄であったため、Rich Court(宮廷)Dragonとと言われています。
現在でも人気が高いこのシリーズは、鳳凰と龍が描かれていて、オレンジ、レッド、ピンク、イエロー、グリーン、コバルトブルーの他、ブラウン、ブルー、ブラックなどもつくられています。
■サイズ
直径 17.7cm 厚さ 2.6cm
※実測値ですので誤差はご容赦下さい。
■コンディション
コンディションはカケ、貫入はなく、良好だと思います。
バックスタンプにスクラッチはありません。
Googleフォトで細部をご覧いただけます。
スマホ:以下のURLを選択し、ポップアップで「開く」を選択
PC:以下のURLを選択し、右クリックから「...に移動」を選択
URL:photos.app.goo.gl/2inttsB4jK78AFXY6
■取引上のご注意
・コンディションについて
コンディションの記述につきましては、見逃しがあるかもしれませんので細部が気になる方は必ずGoogleフォトでご覧いただいた上で判断して下さい。
Googleフォトで確認できる損傷はお理解いただいたものとさせていただきます。
・返品について
Googleフォトで掲載をしていない箇所に目立つ損傷がある場合に限り、着払いでの返品を承ります。購入者様都合のキャンセルの場合、未発送の場合は無料、発送済みの場合はキャンセル料購入代金の10%+返送料をご負担願います。
・配送について
配送が未定になているものは、商品が60サイズで配送地域が南東北~中部の場合は佐川急便で配送させていただきます。
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#ドイツ #meissen #マイセンドラゴン #龍 #竜 #鳳凰 #宮廷 #レッド #赤
9700
マイセン 自然主義 お皿2枚組
m様
マイセン磁器で最も人気が高く、また有名でもあるフラワーシリーズ。その中でも特別な絵付け、自然に忠実に描く「自然主義」のお皿です。
2枚組
こちらのシリーズが好きで集めております。
なかなか市場にも出回らず貴重なシリーズです。
限られたペインターしか描くことのできないと言われる特別なシリーズです。
マイセン自然主義は、別名「ブラウンズドルフ様式」とも言われ、マイセン絵付師であったブラウンズドルフにより考案された技法で一般的に良くあるスタンダートフラワーとは、まるで異なる筆遣いの作品です。
繊細かつ自然なタッチで描かれており、ナチュラルな美しさがございます。身の回りにある日常よく目にするであろう草花を写実的にとらえた作品です。
サイズ 21.5cm
1級品です。
ボタン剣の時代のお品です。
アンティークマイセンになりますので、金彩に一部薄れがございます。また多少のスレ、高台の汚れ、黒点などご理解頂ける方のみご購入お願い致します。
★御専用【KPMベルリン】「印象主義様式/光を描いた花絵付」透かし 飾り皿
KPMの花絵を集めておりますと、自然と、徐々に印象派に寄っていくわけですが、抒情的な柔らかいタッチの「これぞ印象主義!」というものからまた一歩進んで、光と影を描いた作品が納まっている部屋に入りますと、そこはもう、部屋なのに天井の無い、空から直に光が差し込んでいるかのような、キューピッドやお花や鳥の世界なわけです。
云っときますが、なにも私は酔っ払っているわけでも、悪い薬をやっているわけでもありませんよ。頭ん中がお花畑だったり、小鳥がピーチク、パーチク飛び交っているわけでもありませんので、どうぞ御心配は無用でございます。
マイセンで云えば、「眩い光を描いた」ブラウンスドルフ作品にあたります。ブラウンスドルフ作品と呼ばれるものの中でも、松竹梅の松ですね。しつこく云わせて貰えば、特上・上・並の特上でございます。
光と影のコントラスト、微妙なニュアンスの色使い。
加えて、油絵のような盛りが、描画を立体的に見せ、より絵画的です。
更に、白絵の具がハイライトとなり、陽や灯りを浴びて眩く輝く花を表現しています。
白磁に白い花を描くことは難しいとされ、非常に高度な技術を持つ数人のトップペインターのみが担当となり得たことも、皆様ご存知の通りです。
カトラリー痕はほぼ見られず、金彩・金縁も綺麗です。
淡い朧な印象派、光を描いた印象派、どちらもKPMは良い作品を残しました。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:22.6 cm
【オールドマイセン】ブラウンスドルフ/「光を描いた花絵付皿」①
スクラッチがあります。
ボタン剣
ブラウンスドルフ、あるいはブラウンズドルフという記載もあります。
ユリウス・エドゥアルト・ブラウンスドルフ氏 (1841年~1922年)は、1858年にマイセン磁器製作所に入り、1906年に辞めるまで、その生涯はマイセンと共にありました。
その間、1900年には、自ら制作を続けるかたわらマイセン附属絵付け師養成学校の教授となっています。
偶然にも、ルノワールの生年は1841年。ブラウンスドルフと同じ年の生まれです。そして、没したのが1919年ですから、彼ら二人は同時代を生きたと言えます。
ブラウンスドルフは自然主義絵付けの巨匠と呼ばれる人物ですが、それまでの色絵付けの技法に「光」の表現を取り入れた、全く独自のスタイルを確立しました。
また、ブラウンスドルフ様式は自然主義様式の一つではありますが、当時一世を風靡していた印象派の絵画に強く影響を受けたことが、この作品からも窺えます。
その後、マイセンにおいて印象主義は存続出来ず、技術は継承されませんでした。
現在は、自然主義に印象主義を加味した作品が極めて稀に制作されているだけのようです。ただ、それも、時間やコストの制約という商業ベースに則って考えれば、仕方のないことかもしれません。
黒点はありますが、カトラリー痕や金縁の薄れなどは見られず、総じて状態は良好です。
ほぼ、その生涯がボタン剣の時代と重なるブラウンスドルフ教授。彼は、道具である食器に、誇りを持って「アート」を描きました。
「あなたがいて下さって良かった」と、心からそう思わずにはいられません。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:約 24.9 cm
マイセン 1850-60年頃 マルコリーニの金彩花絵 カップ&ソーサー
●製作年:1850-60年頃
●サイズ
カップ
・口径:9,5cm
・高さ:6,5cm
ソーサー
・直径:14,4cm
・高さ:4cm
描画を見ると、まさにマルコリーニの花というべきものです。しかし製作はボタン剣期、類例より19世紀の中頃と推測します。このあとブラウンスドルフが登場し、花絵に関しても黄金期を迎えることになります。
印象派寄りのあのブーケを欲している方、それこそマイセン、という方もいるかとも思います。が、マルコリーニの花はマイセンにおいて最初に様式と化した完成系と言えます。一時代を築き、かつ洗練されて昇華されたその後のボタン剣時代の「マルコリーニの花」。花弁の脈まで一枚一枚も丁寧に描かれ、愛らしくも銅版画のような繊細な筆致を彷彿とさせます。これこそ、最終的に巡りついたこのシリーズのゴールです。
特筆すべきは描画もさることながらこのサイズ。一般的なサイズよりも一回り程大きく、ずっしり感があります。数はあまりなく、現状アンティーク市場でもそんなに見ない類なのでコレクションにも最適ですが、たっぷり入りますので普段使いとして楽しむのもありかと思います。
経年を感じさせない良いコンディションで大変美しいです。当時の白磁品質は、現代程成熟しておらず、数か所黒点、茶点が見受けられますが、ご理解いただきたい仕様です。
貴重な逸品をこの機会に是非ご検討ください。
【KPMベルリン】ディナープレート「花と蝶/アヴァンギャルドなケシ」
KPM (ベルリン王立磁器製陶所)をご存じでしょうか?
マイセンの磁器は、優れた品質の上に商品の価格帯が幅広く、また、等外品を多出しながらも積極的に販売するなどして販路を拡げ、名実共に世界でトップの磁器メーカーの地位を築いてきました。
一方、1763年に創立されたKPMは、制作販売する物の何と9割を白磁が占め、残る1割は非常に高額な価格の物・・と、決して器用とは言えないやり方を取っている印象です。
10,000~20,000円程度の白磁から、一気に40~50万円以上の絵柄装飾物に飛んでしまうというのは・・マイセンのように段階を踏んで上がっていくということが出来ない分、手に入れようと思ったら、まさに「清水の舞台から飛び降りる」勇気と勢いが必要です。
さて、マイセンの最高峰を三つ挙げろと云われたら、多くの方が「FFブルーメ」「ブラウンスドルフ」「アムステルダム様式」、この三つを挙げるのではないでしょうか?
何の最高峰かと云いますと、「マイセンの花絵付け」の最高峰でありまして、他の絵付けや技巧につきましては、また別に、触れさせて頂く機会があるかもしれません。
あくまで「花絵」のトップは何かというお話です。
こちらは、マイセンで云えば「FFブルーメ」、つまりメーリアン女史の植物画をもとに描かれた花の絵に似ております。
ただし、この花絵付けで使われている色合いは、随分とシックでお洒落ではありますが。
そして、マイセンは躊躇なく蛾も描きますので、蝶を選択したこちらのKPMの方が目に優しいかもしれません。
絵の勉強をなさっている方々にとっては、その光と影や色選びは、楽しいお手本にもなりましょう。
金縁に一箇所、黒っぽい汚れがあります。
思わず目を見張り、息を止め、あとは長〜い溜息。
このケシにも、してやられました。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径 : 約 24.7 cm
【御専用】マイセン 1880年頃 金彩花絵昆虫文 兼用カップ&ソーサー 2客
●製作年:1860−1980年頃
●1級
カップ
直径:8,5cm
高さ:6cm
ソーサー
直径:13,5cm
高さ:3,5cm
マイセンの19世紀は"黄金期"ですが、特に後期におけるフラワーカテゴリーに関しては技術の頂点を極めます。ブラウンスドルフの教鞭により、ベースラインでさえ柔らかいタッチ、陰影、儚くも淡い色彩で自然主義に引けを取らない水準でした。これらは現行で製作されるものよりも非常に評価が高く、アンティーク市場でも熱烈な人気の為、コレクターの垂涎の的となっています。
今回は、その時期のフラワーブーケと昆虫の組み合わせのカップソーサーです。昆虫の入るフラワーブーケはマイセンの中でも高価格帯に位置するカテゴリです。どちらも余白を加味したしっかり使った構図で、愛らしく淡いブーケが広がります。
見事な筆遣いによる柔らかさ、葉に写る陰も見事です。現代のような単調さは一切なく、描くペインターやその時の生の感覚が表れており、”似たようなもの”は一つもありません。技術の失われた現在ではもうこのような描画を表現することはできません。ボタン剣期をコレクションしている方にはもちろんのこと、マイセン愛好家には自信を持ってお勧めできる逸品です。
スクラッチ無しの1級品。一部フォームの突起に僅かな金彩の擦れこそあるものの、目立つ傷、ワレやカケも無く、素晴らしいコンディションです。この時期特有の時代背景による汚れも少ないです。
最近はめっきりアンティーク市場でもこの時代のカップソーサーはあまり見なくなりました。。貴重な逸品をこの機会に是非ご検討ください。
マイセン 1880-90年頃 金彩花絵 ディナープレート 4
・マイセン フラワーブーケと昆虫 ディナープレート
・製作年代:1880-1900年頃
・1級
●サイズ
直径:24cm
高さ:3.5cm
マイセンの19世紀は"黄金期"ですが、特に後期におけるフラワーカテゴリーに関しては技術の頂点を極めます。ブラウンスドルフの影響により、ベースラインでさえ柔らかいタッチ、陰影、儚くも淡い色彩で上級ラインの自然主義に引けを取らない水準でした。これらは現行で製作されるものよりも評価が高く、アンティーク市場でも熱烈な人気の為、コレクターの垂涎の的となっています。
今回は同時期に製作された、6枚のディナーセルヴィスをバラして販売します。それぞれの様相を楽しみながらお選びください。同時購入で僅かながら値引き可能です。フラットなタイプですが、ペインターはレリーフに縛られず、ある程度の体裁を自ら決めることが許されていました。その為、大変生き生きとした瑞々しい花々を堪能することができます。
スクラッチ無しの1級品、目立つ傷、ワレやカケも無く素晴らしいコンディションです。光を当ててもカトラリー痕はほぼ見られません。黄金期の貴重な作品をこの機会に是非ご検討ください。
【古マイセン】ブラウンスドルフ/コバルト 透かしプレート「カーネーション」
一級品
ボタン剣
ブラウンスドルフ、あるいはブラウンズドルフという記載もあります。
ユリウス・エドゥアルト・ブラウンスドルフ氏 (1841年~1922年)は、1858年にマイセン磁器製作所に入り、1906年に辞めるまで、その生涯はマイセンと共にありました。
その間、1900年には、自ら制作を続けるかたわらマイセン附属絵付け師養成学校の教授となっています。
偶然にも、ルノワールの生年は1841年。ブラウンスドルフと同じ年の生まれです。そして、没したのが1919年ですから、彼ら二人は同時代を生きたと言えます。
ブラウンスドルフは自然主義絵付けの巨匠と呼ばれる人物ですが、それまでの色絵付けの技法に「光」の表現を取り入れた、全く独自のスタイルを確立しました。
ブラウンスドルフ様式は自然主義様式の一つではありますが、当時一世を風靡していた印象派の絵画に強く影響を受けたことが、この作品からもよく分かります。
ただ、難解なことに、ブラウンスドルフ様式と呼ばれる作品の中にも、印象派の要素が薄く、尚且つ「光」を感じられない絵付けのものもあれば、こちらの作品のように、花全体が「光」に包まれ、まるで3Dの効果でプレートから花が浮き出しているかのような、見る者全てが驚かずにはいられない作品もあり、大別して二つの種類が混在していると言えます。
実際、写真と間違われる方もいらっしゃいます。
勿論、作品的価値と稀少性は圧倒的に後者の方が高く、実際に手に取ることの出来る数は非常に限られており、殆どが美術館所蔵となっているのが実情です。
その後、マイセンにおいて印象主義は存続出来ず、技術は継承されませんでした。
現在は、自然主義に印象主義を加味した作品が極めて稀に制作されているだけのようです。ただ、それも、時間やコストの制約という商業ベースに則って考えれば、仕方のないことかもしれません。
ほぼ、その生涯がボタン剣の時代と重なるブラウンスドルフ教授。彼は、道具である食器に、誇りを持って「アート」を描きました。
「あなたがいて下さって良かった」と、心からそう思わずにはいられません。
今年もまた、「母の日」がやってきます。
世界中のお母さんに。
「いつも本当にありがとう。大好きだよ!」
(御参考)
直径:約 23 cm
マイセン 1860-80年頃 瑠璃金彩 昆虫花束文 透かしボーダープレート A
マイセン Gカンテ 透かしボーダー フラワーブーケと昆虫 プレート
・製作年代:1860-80年頃 (ボタン剣)
・1級
・参考価格:¥196,000+税
●概要
マイセンにおいて、19世紀は"黄金期"と呼ばれていますが、中でも後期におけるフラワーカテゴリーに関しては技術の頂点を極めます。ブラウンスドルフの影響により、ベーシックフラワーでさえもその柔らかいタッチ、陰影の素晴らしさ、淡い色彩で上級ラインに引けを取らない水準でした。これらは現行で製作されるものよりも評価が高く、アンティーク市場でも相変わらずの人気の為、熱烈なコレクターが後を絶ちません。
今回のフラワーブーケの花束文と昆虫のシリーズはマイセンの中でも屈指の最高価格帯のシリーズです。通常、カップでもプレートでも1つに1つ描かれる最上級のフラワーブーケを、余白との完璧なバランスを維持しながら、贅沢に4つ、さらに散らし小花とブーケの一部にアクセントとして付け加えられている22金の葉、昆虫たち。光を当てると全体を引き立てるエッセンスに…やられてしまう方は多いですね。
そして金彩‥、お気付きですか?一般のプレートは周辺一帯を囲むGカンテですが‥透かしプレートで手が掛かるにも関わらず、それでもしっかりカンテが描き込まれています。一体、どれだけの労力が必要だったか想像しただけでも気が遠くなります。周囲3つ目窓にもボタン剣の花、そして昆虫‥こちらも必見です。ここまで小さい空間にこれだけ力を注ぎ込む作品はそうあるものではありません。
ここまで手の込んだ逸品を現代マイセンで製作することは困難であり、特に儚くも淡い描写はもう二度と表現することはできません。。
一部僅かに金彩のスレが見受けられますが大きなダメージのない大変素晴らしいコンディションです。この時期の透かしの有りがちなひび割れやカケも見受けられません。
お探しだった方、この機会に是非ご検討ください。
同タイプ2枚出品中でございますのでおまとめの際はご連絡ください。
●詳細
直径:15.5cm
高さ:2cm
【KPMベルリン】‘‘印象主義様式の花絵付皿’’ 金彩 金盛/「桃色の薔薇」
KPMベルリン
一級品
バラがモチーフの印象派作品というものは、マイセンでもKPMでも非常に数が少なく、「ケチケチすんなよ」と申し上げたくもなるのですが、勿体を付けて中々描いてくれません。
マイセンで云えば、ブラウンスドルフのランクに入ります。
小振りの皿一杯の薔薇が、まるで今、切り取られたばかりのように浮かび上がり、これ以上無い存在感を放ちます。
雨が上がった後なのか、花びらは艶々と。
葉に落ちた滴が玉となって、葉を揺らします。
こちらの桃色薔薇プレートには、色抜けが一箇所あります。
黄色薔薇プレートとの価格差の理由です。
こういったものに目を向けだすと、中々厄介です。
分かっちゃいるけど・・・ってヤツで、抗いたいけど抗えない所が、また厄介で。
ご検討頂けましたら幸いです。
(御参考)
直径:約 19.1 cm
古コウルドン/手描き 金張 カップ&ソーサー「ローズ」
※ 最後の1客です。
ブラウン・ウエストヘッド&ムーア
コウルドン
コウルドンの前身である Brown Westhead & Moore の作品です。
最大の特徴である縁部分は、「金彩」でも「金盛」でもなく、厚い「金張り」ですので、古いカップによく見られるような金縁が薄れる心配もほぼありません。
手描きの絵付けも完全と言ってよく、アンティークながら完品に近いコンディションです。
カップ口径 約 9.3 cm
カップ高さ 約 5.5 cm
ソーサー直径 約 14.6 cm
アンティークであることを忘れそうな煌めきがあります。
御検討の程、宜しくお願い致します。
※ 既に数客お買上げ頂いておりますので、お値下げは御容赦下さい。
ミントン 、ロイヤル ウースター 、コールポート 、エインズレイ 、 ロイヤルドルトン など、多くの英国の窯に敬意を表して。