GETEMONTS イカれdemoパンツ 少し前に「蛍光ドッキングパンツヴェスト」と云ふ名前で出して、マぁッ〜タくッ！反応がなかったイエローべストとパンツのドッキングシリーズ第二弾が（懲りずに、）GETEMONTSから到着。 前回とわウって変わって、非常にエネルギッシュながら作り込まれた、作品性の高い逸品と成っておりマス↑ う〜ん…過激だ。 サイズ：28 UNIQLO公式発表 ウェスト37cm総丈99cm股下72cmワタリ27cm裾幅17cm 状態：パンツ目立った傷や汚れなし ベスト新品 素材：綿 ポリエステル 色：白 マルチ 蛍光 UNIQLOのホワイト・デニムに油性マジックとシルク用絵の具でペイントされた今作 ベストはボタンで取り外し可能 ドッキングした状態でスカートやラップパンツのような着まわしや、ベストやパンツ単体での着用など複数の着まわしが可能な一着。 1968年のフランス五月革命を目の当たりにし「これから話大衆の時代だ」と舵を切ったマルコム・マクラーレン（行ってないと云ふ説もあり）。 時同じくして、パリに留学していたイッセイミヤケもまた「こういう人たちの服を作りたい」と思い定めた層な。 学生が主体と成って始まったこの革命を、情熱的で激しくも詩的な素晴らしい文言のスローガンやビラを使い焚き付けていたのわ ネオ・マルクシズムの状況主義者：シュチュアシオニスト・インターナショナルだったと云ふ逸話が当時の写真と機関紙で見ることが出来マス。 そんな彼らの首領：ギー・ドゥボールと親交があった、 イタリアの哲学者にしてアナーキスト＝ジョルジョ・アガンベンの著書『ホモ・サケル』からサンプリングした言葉の数々が書かれたこのパンツ ↓ 21世紀はデモの世紀と言われて既に久しい久石譲とジブリ←？ GETEMONTSのMonkもまた「イエローべストデモ」を見て「こう云ふ人たちの服を作りたい」と思った奏な。 マルコム・マクラーレンもイッセイミヤケも「新しい時代の大衆の服」を見事に作り上げたワケですが トップブランドのデザイナーが連名で毎シーズンのコレクションの新作発表をやめようと声をあげるこの時代に、 服もまた新しい役割と意味を獲得するターニングポイントなのかもしれません。 服もまた、「飾りではない。敵に立ち向かう為の武器」になり得るのです。