VCM 十倍直昭さんがおすすめする 持っておきたい定番ヴィンテージ特集 VINTAGE FASHION

ラクマで多く出品されているヴィンテージ商品ですが、今回はVCM(Vintage Collection Mall)代表の
十倍直昭(とべなおあき)さんにおすすめ商品をお聞きしました。ヴィンテージのプロが厳選した商品を紹介し、
その魅力をお届けします。

VCM十倍直昭さんが伝える
ヴィンテージの魅力

十倍さん

ヴィンテージの世界に足を踏み入れるのに、知識は必須ではありません。知識がないからこそ固定観念に捉われず、出会いを楽しんでもらえるのがヴィンテージの魅力でもあると思っています。

VCM十倍直昭さんがおすすめする

持っておきたい
定番ヴィンテージ

※各特集商品はラクマ上で売り切れの場合がございます。

  1. リーバイス デニムジャケット

    01

    時代を超越する普遍性、
    ヴィンテージで魅せる洗練のスタイル

    リーバイス 80〜90's
    ブラックデニムジャケット

    十倍さん

    初めてデニムジャケットに挑戦したい方には、ブラックデニムがおすすめです。理由は、都会的な洗練された着こなしが出来るからです。
    特に、2000年までのブラックデニムは、現行品とは異なる染料を使用しているため、独特の美しい色落ち(フェード)が楽しめます。

    リーバイス 80〜90's
    70506&70507

    十倍さん

    入門編としておすすめなのは、70506や70507になります。価格帯もまだ手に取りやすいですし、少し大きめのサイズを選んで、肩を落として着れば、ストリートスタイルに落とし込みやすいと思います。

    リーバイス 70506

    リーバイス 70507

    リーバイス 60〜70's
    70505(4th)

    十倍さん

    70506や70507より少し上を目指すなら、サイドポケットがつく前の70年代以前の「4th」。さらに、一生モノのデニムジャケットを手に入れたいなら「70505ビッグE」がおすすめです。
    その希少性と、ヴィンテージならではの生地感や色落ちを楽しむことが出来ます。今後ますます価値が上がることが予想されます。今のうちに手に入れておくことをおすすめします。

  2. ヴィンテージTシャツ

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    時代を超えたデザインと風合いをまとう、
    着ることの出来るアート。

    70's & 80's Tシャツ

    十倍さん

    ヴィンテージTシャツは、バンドTシャツはもちろん、ムービーTシャツ、アートTシャツなど、様々なデザインや年代のものが楽しめる、まさに「着るアート」です。年代ごとに特徴があり、70&80年代のものはタイトめなものが多いので、女性や細身の男性におすすめです。

    70's Tシャツ

    80's Tシャツ

    90's Tシャツ

    十倍さん

    特に市場でも圧倒的な人気があるのが、90年代のヴィンテージTシャツ。前の年代のものよりも、サイズ感が大きめなものが多く、合わせやすいのも魅力です。90年代のTシャツの見分け方としては、90年代前半のものが、裾・袖ともにステッチがシングルであること。90年代後半のものは、ダブルステッチになります。ボディのブランドによっても、シルエットが変わるので、自分に合うものを見つけてみてください。

    バンド Tシャツ

    ムービー Tシャツ

    アートTシャツ

    Tシャツの選び方

    十倍さん

    タグの有無やステッチにも気を配りつつ、ご自身の予算や好みに合わせて選びましょう。
    近年、デザインを復刻した商品も販売されています。オリジナル品をお探しの方は、年代やプリント方法などをよくご確認ください。

  3. リーバイス
    ヴィンテージジーンズ

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    デニムの原点にして頂点、自分だけの一本を見つける

    十倍さん

    リーバイスのデニムは、ヴィンテージの中でも圧倒的に人気の高いアイテム。デニムの歴史そのものとも言えるリーバイスは、ワークウェアからファッションアイテムへと進化した「原点」として、多くの人に愛されています。

    「501」年代別おすすめアイテム まず、2003年頃より前のアメリカ製や80年代の「赤耳」と呼ばれるモデルは、ヴィンテージデニム入門としてはふさわしい商品かなと思います。さらに、76年を境に染料が変わっており、66前期やビッグE、さらにはXXにまで手を伸ばせば、リーバイス特有の美しい「縦落ち」がより楽しめます。

    501 Made in USA

    501 赤耳モデル

    501 66後期

    501 66前期

    501 ビッグE

  4. ヴィンテージスウェット

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    90年代アメリカ製が持つ、独特の生地感の魅力

    十倍さん

    リラックス感と個性を両立するヴィンテージスウェットは、定番アイテム。年代によってシルエットが異なり、70年代はアームホールが細くサイズが小さめなものが多いですが、80年代以降になるとゆったりとしたシルエットのものが主流になっていきます。
    プリント方法もフェルト、染み込み、ラバーと変化しているので、自分好みの風合いを見つけるのも楽しみの一つ。
    当時のものでしか味わえないオンリーワンの生地感が古着ならではの風合いを醸し出し、褪せた色合いがこなれ感を演出。新品では決して味わえない独特の雰囲気を楽しんでください。

    90's スウェット

    80's スウェット

    70's スウェット

    スウェットの選び方

    十倍さん

    スウェットはユニセックスで楽しめるアイテム。普段ジャストサイズを選んでいる方でも、あえて少しゆったり目のサイズを選んで、バランスをとって着こなすのもおすすめです。

  5. L.L.Bean トートバッグ

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    時を超えて愛される、
    実用性と個性を彩るヴィンテージの魅力

    80's BOAT AND TOTE

    十倍さん

    L.L.Beanのトートバッグの魅力は、その豊富なバリエーション。年代、色、サイズが豊富に揃い、あなたのスタイルや用途にぴったりの一つが見つかるはずです。ワンポイントからヴィンテージを取り入れられるので、ヴィンテージ初心者の方にも使いやすいのが嬉しいポイント。

    80's BOAT AND TOTE 中でも、80年代の「BOAT AND TOTE」は、こなれ感を演出できる、とっておきのアイテム。手持ちの短い持ち手が、カジュアルながらも大人っぽい印象をプラスしてくれます。使い込むほどに味わいを増す経年変化も魅力の一つ。ベーシックなカラーを選べば、日常使いからお出かけまで幅広く活躍してくれること間違いなしです。ヴィンテージの良さを手軽に楽しみたい方にぴったりのアイテムです。

    キーワード

十倍さん

ラクマをご利用の皆様におすすめしたいアイテムをご紹介しました。『知識がないと買ってはいけないのでは?』そんな質問をよく耳にしますが、私はそうは思いません。購入後に初めてそのアイテムの価値や背景に気付くことがあっても良いと思います。あなたの直感を信じて、自由にヴィンテージの世界を楽しんでみてください。

VCM inc.代表取締役

十倍 直昭

Naoaki Tobe

2008年よりヴィンテージショップを運営。その後2021年には、ヴィンテージ総合プラットフォーム
VCM(@vcm_vintagecollectionmall)を立ち上げ、来場者を1万人以上動員する、日本最大級のヴィンテージの祭典「VCM VINTAGE MARKET」を主催している。
また渋谷パルコにて、マーケット型ショップの「VCM MARKET BOOTH」、エルメスジュエリーを専門に取り扱う予約制ショップ「VCM COLLECTION STORE」、イベントスペース「VCM GALLERY」を運営。
2023年10月には初の書籍「Vintage Collectables by VCM」を刊行するなど、ヴィンテージを軸とした様々な分野で活動し、全国のヴィンテージショップとファンを繋げる場の提供や情報発信を行っている。

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