ラクマ公式事業者出品利用規約(以下「事業者規約」といいます)は、「ラクマ利用規約(https://fril.jp/info/policy)」の下位規約であり、楽天グループ株式会社(以下「当社」といいます)が、「ラクマ利用規約」に基づいて特別に事業者に本サービス(第1条第1号で定義します)の利用を認める場合に、当該事業者(以下「公式事業者」といいます)に対して適用する事項を定めるものです。
事業者規約の条項がラクマ利用規約の条項に抵触する場合、事業者規約の定めが優先します。また、事業者規約で使用する用語は、別段の定めがない限りラクマ利用規約において使用されるものと同一の意味を有するものとします。
なお、公式事業者としての本サービスの利用に関連して、当社が公式事業者を含むラクマ利用者へ通知、提示する申込書、ガイドライン、マニュアル等(以下、総称して「マニュアル等」といいます)は事業者規約の一部を構成するものとし、公式事業者等はそれらの内容を遵守するものとします。
事業者規約における用語の定義は、次の各号に定めるものとします。
公式事業者に対する、ラクマ利用規約の適用は以下の通りとします。
公式事業者は、ラクマ利用規約13条の定めに関わらず、別途当社との間で合意の上定める利用料(以下「販売手数料」といいます)を、当社に対して支払うこととします。販売手数料は、当社が事前に、ラクマ利用規約第11条第1項に定める対価から差し引くものとし、請求書に基づく請求等は別途の定めがない限り発生しないものとします。当社は販売手数料を差し引いた対価を、売上金として公式事業者に支払うものとします。
本件物品を購入した購入者から、当該購入に関して不正利用の申し出があった場合は、公式事業者が当該不正利用に関して生じた損害を負担するものとします。
公式事業者とラクマ利用者との間で生じた問題またはトラブルについては、ラクマ利用規約第9条第8項に則り、公式事業者が自らの費用と責任で解決しなければなりません。
公式事業者は、本施策を実施するに際して、以下の各号に従うものとします。
公式事業者は、本契約上の地位および本契約から生じた権利義務を、第三者に譲渡または移転してはならず、かつ、担保に供してはなりません。ただし、当社に対し所定の方法で申請をし、事前に書面(電子的手段を含みます)で承諾を得た場合はこの限りではありません。
公式事業者は、ラクマ利用規約、事業者規約、各種特約、もしくはマニュアル等に定める事項に違反することにより、または事業者向けサービスの利用に関連して当社の責に帰さない事由により、当社またはラクマ利用者に損害を与えた場合、当該相手方に対しその損害(弁護士費用を含みます)を賠償することとします。
ラクマ利用規約または各種特約に定める事項への違反に基づく本契約解除、または事業者規約第17条もしくは第20条に定める事由に基づく本契約解除が発生した場合、当社は、その時点で公式事業者から支払を受けるべき金銭債権(ラクマに関するものを含みますがこれに限りません)を有するときは、支払期限の到来時期にかかわらず、いつでも当該金銭債権と売上金を、対当額において相殺することができることとします。
本契約の終了後も、本契約中、その性質上存続すべき条項(秘密保持について定めた条項を含みますがこれに限りません)は有効に存続するものとします。
事業者規約に定めのない事項または事業者規約の解釈について疑義が生じたときは、当社と公式事業者の両者が、誠意をもって協議のうえ解決することとします。
本契約の準拠法は日本法とし、本契約に関し裁判上の紛争が生じたときは、訴額等に応じ、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。
以上
2020年6月1日制定
2022年9月9日改定
2023年10月2日改定
2024年6月14日改定