目的
「Rakuma Advance 管理画面」を利用することで、これまで独立して商品ページを構成していた「種類・在庫あり商品」も一定の条件で1つの商品ページにまとめて掲載・管理ができようになります。
本ガイドラインは「Rakuma Advance 管理画面」を利用する公式事業者様向けに、ご注意いただきたい事項について定めたものです。
公式事業者様におかれましては、本ガイドラインに規定する遵守事項等に則ったうえで、商品ページ作成をお願いいたします。
種類・在庫あり商品の概念やまとめ方についてはこちらの動画で商材ごとに簡単にまとめておりますので、ご確認ください。
なお、機能に関する説明はRakuma Advance 管理画面 操作マニュアルをご覧ください。
種類・在庫あり商品について
種類・在庫あり商品の概要
階層 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
1 | 商品グループ | 複数の商品をまとめる単位 ユーザーが商品詳細を閲覧する際に、同じ商品グループに紐づけられた他の商品が商品詳細に関連商品として表示される |
2 | 商品 | ラクマの検索結果に表示される単位 色などの見た目の違い、価格違いを設定する |
3 | 在庫 | 在庫数を設定する単位であり、ユーザーが購入する場合の単位 サイズなどを設定する |
商品別の設定例
商材によって、商品グループ、商品、在庫に何を設定するかが異なります。
【食品】の場合の登録方法
【アパレル】の場合の登録方法
【雑貨・他】の場合の登録方法
種類・在庫あり商品の組み合わせ方法
まとめてはいけない組み合わせ
以下に当てはまるものに関しては、3階層目の在庫としてまとめてはいけない組み合わせとなります。
- 法令上の規格や取り扱い、免許の要否が異なる(PSEマークや技適マーク、医療機器等)
- 状態が異なる
- 販売経路が異なる
- ブランド・メーカー・シリーズ・世代が異なる
- 価格が異なる
その他遵守事項
- 仕様が異なる在庫がまとめられた商品ページの場合、商品名には、登録する商品・在庫の特徴を記載すること
- セット商品の場合は、各商品に含まれるジャンルのうち、少なくとも一つは共通していること
例:母の日ギフトセット:商品(カーネーション×ハンカチ)、商品(カーネーション×チョコレート)
注意事項
以下のような場合は、ユーザー等とのトラブル、事業者様への不信感、回遊性の低下、低評価、問い合わせ増加、クレーム等の原因になるため、商品説明等に注意点や、実際に発送する商品状態の詳細がわかるように明記したり、1つの商品ページにまとめるのではなく、分割したりするなどの対応を推奨します。
- 在庫間の違いが大きい場合
例:「消費期限2022年12月」と「消費期限2023年12月」
- 表示される代表的な商品名から、関連性が推察できない商品と在庫の使用
例:「商品名:Tシャツ」と「商品:タートルネック」
- 誤購入により健康被害が生じる恐れがあるような差分のある商材を、単一の商品の在庫として紐づける行為
例:「生食用カキ」と「加熱用カキ」、アレルギー成分の違い
- ほぼ違いがないと受け止められる商材を、単一の商品に異なる在庫として紐づける行為(ユーザ視点で比較した際に混乱すると想定される場合)
例:「ボールペン(筆記用)」と「ボールペン(飾り用)」
- 「釣り価格」・「おとり価格」と受け止められる在庫の設定
例:「訳あり品(数量限定)1,000円」と「通常品 100,000円」
- 商品画像と、商品に大きな乖離がある場合
例:「商品画像:サッカーボール」と「商品:サッカーのユニフォーム」
- 同一商品の在庫が複数あり、実物画像の掲載ができない場合
例:「本の帯の有無」
仕様の注意事項
- 公式事業者様向けのお知らせ配信、取引開始、及び商品が売れた場合の通知については、個別でのメールご連絡等はございません。ラクママイページ上での各種通知・表示を、公式事業者様ご自身の責任においてご確認いただきますようお願いします。
- 当社による通知・表示以降、公式事業者様が当該通知・表示を確認していないことに起因してトラブルが生じた場合は、ご自身の責任においてトラブル解決いただくくようお願いいたします。
- 「Rakuma Advance 管理画面」の利用有無を含む、出品方式の変更を希望される場合は、契約内容の変更・解約のお手続きに基づき、必要な手続きを行ってください。
- 警告表示に該当するカテゴリーやキーワードが含まれるものを出品した場合、出品時とユーザ購入時に警告表示が出ます。
禁止事項
同一商品の複数登録や虚偽の登録と認められる行為は禁止となります。以下は例になります。
- 同一商品を複数登録して、1つの商品グループにまとめること
- 同じ商品の紐づけの構成で商品グループを作成すること
- 商品グループ名や商品の説明文に、紐づく商品や在庫に共通しない情報を入れること
- 実際の在庫と、登録している在庫に差分があり、注文に対応できないこと
システム利用に関するルール
種類・在庫あり商品を出品する際には、公式事業者様の出品形式ごとに別途適用されるベンダー利用規約、「ラクマ在庫連携システム(API)利用特約」などで定められる内容を遵守いただく必要があります。
なお、Rakuma Advance 管理画面のシステム(以下、「本システム」と言います)を利用して種類・在庫あり商品を出品する場合、 利用者には、当社が別途定める「ラクマ在庫連携システム(API)利用特約」が準用されます。 その場合、当該特約内の文言につき、以下の読み替え及び適用指定が発生しますので、ご留意ください。
- 「本システム」はRakuma Advance 管理画面のシステムを指します。
- 第1条は適用されません。
- 第2条は「Rakuma Advance 管理画面 操作マニュアル」が適用されます。
- 第4条(有効期限)は契約内容の変更・解約のお手続きが適用されます
- 第11条は以下の通り読み替えるものとします。
- 1.本システムの所有権および知的財産権は、当社または当社にライセンスを許諾している者に帰属します。
- 2. 当社と公式事業者間の、ラクマ出店契約に紐づく個別契約に基づく本システムの利用許諾は、本特約に定めのない事項の使用許諾を意味するものではありません。
- 3. 公式事業者は、いかなる理由によっても当社または当社にライセンスを許諾している者の知的財産権を侵害するおそれのある行為をしてはなりません。
2023年7月1日制定
2024年09月06日改定