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【5分でわかる】ポイ活とは?初心者におすすめの効率的なポイ活を紹介!

公開日:2021.02.04更新日:2021.02.04

スマホでポイント交換

最近、買い物などで貯まったポイントを活用して日々の暮らしに役立てる「ポイ活」が注目を浴びています。とはいえ「ポイ活って何?」「貯める方法がわからない...」など、いまいちピンと来ないポイ活初心者もいることでしょう。そこでこの記事では、ポイ活のメリットをはじめ、初心者でも効率よくポイントが貯められる方法や手軽に始められるポイントサイトの利用について解説します。

目次

ポイ活とは?

キャッシュレス決済や買い物で貯まるポイントを、日々の生活で上手に活用することを「ポイント活動」、略して「ポイ活」といいます。特にポイ活で重要なのは、積極的にポイントを獲得しながら継続させること。無理のない範囲で、できるポイ活を見つけてコツコツ続ければ、ポイントが貯まりやすくなります。

しかも野村総合研究所によると、2014年度以降、日本におけるポイント・マイレージの年間発行額は堅調に伸び続け、2023年度には1兆1,600億円を突破すると予想。ポイント業界は年々拡大しているため、以前に比べてポイントが獲得しやすくなっているのです。
参照元:野村総合研究所

ポイ活ってどれくらいお得なの?

ポイントで得をするといわれても、実際にどのくらいのポイントが貯まるのでしょうか?JR東日本のICカード「Suica」を例に、見ていきましょう。

電車に乗る際に「Suica」にチャージする方も多いかと思いますが、このチャージを現金で行ってもJR東日本共通のJREポイントは貯まりません。ただしクレジットカードでチャージすると、JREポイントは貯まります。

JR東日本のクレジット「Suica付きビューカード」でチャージした場合、1.5%の進呈率でJREポイントが付くため、定期券代として月2万円、年間24万円をクレジットカードでチャージすると合計3,600ポイントがもらえる計算になります。貯まったJREポイントは、加盟店で使えたりSuicaにチャージできたり。このように現金で「Suica」にチャージするよりもクレジットカードでチャージした方が、ポイントが進呈されるのでお得なのです。
参照元:ビューカードポイントシュミレーター suicaは現金よりもカードでチャージしたほうがおトク

ポイントは何に使えるの?

では貯まったポイントがどんな場面で使えるのか、楽天ポイントを例に紹介します。

楽天ポイントの場合、インターネット通販をはじめ、日本中の加盟店で使えます。例えば提携先のスーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食店はもちろん、ガソリンスタンドや書店、ホテルなどでも楽天ポイントで支払いができます。また貯まったポイントを電子マネー「楽天Edy(エディ)」にチャージすれば、「1ポイント=楽天Edy1円分」として利用もOK。少額のポイントを無駄なく使えるので、おすすめです。

※チャージ可能なポイントは、期間限定ポイントなどを除いた楽天ポイントとなります。詳しくは 楽天Edyのサイトをご確認ください。

また「ポイントを使う予定がない」「なくなるのがもったいない...」という方は、ポイントを投資信託の買付代金の一部に充ててみてはいかがでしょうか。運用成績が良ければ、投資したポイントが倍になる可能性も!他にもマイルと交換できたり月々のクレジットカードの支払いに充当できたり、さまざまな使い道が用意されています。ただし期間限定ポイントの場合、充当できない場合があるので使うときはポイントの種類に注意しましょう。

今回は楽天ポイントを一例に紹介しましたが、他にも会員数が多いTポイントやPontaポイントも似たような使い道で利用できます。まずは貯めたいポイントがどんな使い方ができるのか、事前にチェックしてみましょう。

初心者におすすめの効率的なポイ活は?

続いては、効率的にできるポイ活について見ていきましょう。

ポイ活初心者の方は、まず「どのポイントを貯めるのか」を決めましょう。いろいろなお店・サービスのポイントを貯めようとすると、ポイントが分散されてしまい、思ったように貯まりません。効率的にポイントを貯めるには、ポイントを絞ることです。1つに絞る必要はありませんが、ある程度の数に絞れば管理の面でも手間がかかりませんよ。 ポイントが貯まるクレジットカードは自分の生活圏で使えるものを選ぼう さらにポイントが貯まるクレジットカードは、自分の生活圏で使いやすいものを選びましょう。例えばどのコンビニをよく利用するのかによって、貯まりやすいポイントが異なります。ファミリーマートならdポイントと楽天ポイントとTポイント、ローソンならPontaポイントとdポイント、セブンイレブンならnanacoポイント、dポイントです。よく利用するコンビニを軸に、ポイントが貯まりやすいクレジットカードを選ぶのもよいでしょう。

またネットでの買い物が多い方は、楽天ポイント、楽天カードがおすすめ。楽天市場でのお買い物なら、ポイントが最大16倍にもなります(※通常の買い物で進呈されるのは100円につき1ポイント)。

貯めるポイントや利用するクレジットカードが決まったら、次に固定費をクレジットカード払いにしましょう。「固定費」とは、住居費や光熱費、保険料など、毎月支払いが決まっている項目のこと。手軽に始められるうえ、月々数千~数万円の支払いとなり進呈されるポイント数も多いため、ポイ活初心者はまずここから始めてみましょう。

代表的なポイントは4種類

ポイントと一口にいっても、さまざまな種類があります。ここでは、「共通ポイント」「マイル」「ハウスポイント(自社ポイント)」「クレジットカードのポイント」の4種類について、貯まりやすさと初心者おすすめ度を合わせて解説していきます。

※「貯まりやすさ」は★数が多いほど貯まりやすい、「初心者おすすめ度」は★が多いほど初心者におすすめ

共通ポイント

貯まりやすさ:★★★
初心者おすすめ度:★★★

共通ポイントとは、1種類のポイントを複数の提携先で使えたり貯めたりできるサービスのこと。共通ポイントが貯まるクレジットカードや電子マネーを使えば、より共通ポイントが貯まりやすくなります。ポイ活ではこの共通ポイントをいかに貯め、いかにお得に利用していくかがカギとなるのです。

では代表的な共通ポイント「楽天ポイント」を例にして、ポイ活した場合とポイ活しなかった場合で、ポイントがどのように貯まるかシミュレーションしてみましょう。

例えばポイ活をしているAさんは、毎月3万円の買い物を楽天カードで支払っています。この場合、年間の支払いは3万円×12カ月=36万円となります。楽天カードでは利用100円ごとに1ポイント貯まるため、36万円÷100円=3,600ポイントが貯まる計算になります。

一方ポイ活をしていないBさんは、毎月3万円分の買い物をポイント進呈率が異なる3枚のクレジットカードで支払いをしています。ポイント数は以下の通りです。

・楽天カード(利用100円ごとに1ポイント):1万円×12カ月=12万円
12万円÷100円=1,200ポイント

・Aカード(利用200円ごとに1ポイント):1万円×12カ月=12万円
12万円÷200円=600ポイント

・Bカード(利用1,000円ごとに1ポイント)1万円×12カ月=12万円
12万円÷1,000円=120ポイント

このように同じ支払い額でも、1種類の共通ポイントを貯めれば還元されるポイントも大きな額になります。さらに楽天ポイントであれば、先述した使い方以外にもふるさと納税の寄付や楽天グループのフリマアプリ「ラクマ」など、幅広く利用できるのでおすすめです。 1枚のカードに集約してポイ活した方がおトク

マイル

貯まりやすさ:★★
初心者おすすめ度:★★

マイルとは、航空会社が実施する顧客向けのポイントサービスのことです。マイルを貯めれば航空券と無料で交換できたり、航空会社によっては席のアップグレードができたりします。マイルは飛行機に実際に乗って貯めることもできますが、航空会社と提携のクレジットカードで買い物をしてマイルに交換することも可能。このように飛行機に乗らずしてマイルを貯める人は「陸マイラー」と呼ばれています。

ハウスポイント(自社ポイント)

貯まりやすさ:★
初心者おすすめ度:★

ハウスポイントとは別名「自社ポイント」とも呼ばれ、その会社専用のポイントサービスを指します。導入されているのは、百貨店やスーパー、アウトレットなど。その店舗や同一グループで買い物をすればポイントは貯まりますが、共通ポイントに比べて貯まる場所や利用できる場所が限定されます。

例えば三越伊勢丹グループのエムアイポイントの場合、エムアイカードプラスで支払うとポイント進呈率が5%となり、100円につき5ポイント貯まります。しかもエムアイカードプラスを年間30万円以上使うと、翌年のポイント率は8%にアップ。さらにふるさと納税「さとふる」とも提携しており、エムアイカード経由でふるさと納税に寄付するとポイントが進呈されます。三越伊勢丹グループを頻繁に利用する人には、恩恵の大きいポイントサービスでしょう。

クレジットカードのポイント

貯まりやすさ:★★
初心者おすすめ度:★★

クレジットカード会社独自のポイントサービスもあります。この貯まったポイントを共通ポイントに交換したり、商品券や金券、商品などに交換したりもできます。代表的なものに、セゾンカードの永久不滅ポイントがあります。永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイントと還元率は0.1%と若干低めですが、有効期限が無期限のためポイントが失効しない点はメリットといえます。

もっとポイントを貯めたい!応用編を紹介

ポイ活の基本がわかったところで、ここからは応用編としてもっと効率的にポイントを貯める方法をお伝えします。ポイ活は買い物だけではなく、ちょっとしたアンケートに答えたりアプリをダウンロードしたりするだけでも取り組めます。スキマ時間にできるため、ポイントを押さえてコツコツ貯めていきましょう。

ポイントサイトを活用する

ポイントサイトとは、アンケートやキャンペーンに参加することでポイントが進呈されるサイトです。楽天ラクマ内の「ラクマの楽ラクお得ナビ」もポイントサイトの一つ。商品をお得ナビ経由で購入する、アンケートに答えるなどで楽天ポイントがもらえますよ。自宅はもちろん、外出先でのスキマ時間にもできるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなると好評です。

ポイントの2重取り、3重取りを目指す

ポイントは2重取り、3重取りができるって知っていましたか?例えば電子マネーの楽天Edyに楽天カードでチャージすると、楽天Edyにもポイントが進呈される上、楽天カードにもポイントが進呈されます。これがポイントの2重取りです。

さらに3重取りの方法はハウスポイント(自社ポイント)を2つ貯めつつ、支払いをキャッシュレス決済にするというもの。例えばショッピングモールが独自に発行しているポイントカードと、買い物をしたショップが独自に発行しているポイントカードで2重取り、さらにその支払いをクレジットカードにすれば、3重取りとなります。

4重取りを目指すなら、クレジットカードで電子マネーにチャージして、その電子マネーで支払うというかなり高度なテクニックも。4重取りになると手順が複雑になるため、初心者はまず2重取り、3重取りを目指してみましょう。

ポイ活にもデメリットが?始めるときの注意点

ポイ活のメリットを説明してきましたが、やはりデメリットがあることも事実です。ポイ活を始めて「こんなはずじゃなかった...」とならないためにも、注意点を押さえてポイ活に励みましょう。 ポイ活のデメリット

ポイントの進呈時期と期限に注意

「ポイントを使うのがもったいない」「長い期間をかけて、ポイントをたくさん貯めたい」など、ポイ活をしているとなかなかポイントを使うタイミングを逃す方も多いでしょう。しかし進呈されたポイントは、会社によって有効期限があることも。

ポイントによって有効期限のルールが異なるため、確認は必須です。たくさん貯めたい気持ちをグッと抑えて、失効する前にしっかりポイントを利用しましょう。

ハマりすぎに注意

ポイ活は簡単に始められる分、ハマると抜け出せなくなるリスクがあります。最初はスキマ時間だけでやるはずだったのに、ポイントサイトをチェックして一日中スマホとにらめっこ...なんてことも。また節約のために始めたものの、「ポイントがもらえるから」「無料だから」と不要なものまで購入してしまうかもしれません。

ポイ活を始める前に、「1日1回、10分だけポイントサイトをチェックする」「欲しいと思っても、一日考える」など、まずはポイ活のマイルールを決めてから始めるのがおすすめです。

まとめ

ポイ活は、できる範囲でコツコツと続けることが一番大切です。そのため初心者の方は、まずは固定費をクレジットカード払いにするなど、できるところから始めてみましょう。上手にポイントを貯めていけば、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりますよ。

文/浅野裕美

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