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無添加の北陸産の魚を、海が目の前の自社工場で加工(北陸の街ショップ 濱本さん/福井県福井市)

「楽天ラクマ」では、農産物や水産物など食品の生産者や加工業者が活躍できるECの世界を目指して、審査を通過した事業者がラクマへ出店できるサービス「産地直送・こだわり食品」を2022年4月より提供開始しました。本サービスにご出店いただいている、「北陸の街ショップ」の濱本五朗さんにお話を伺いました。

無添加の北陸産の魚を使った、安心安全な加工品をお届け

明治時代には材木業をしていましたが、色々と事業が変わり、水産業としては私で4代目となります。

福井県は、スケトウダラを千代田の江戸城に運んだという歴史があって、うちの2代目が初めてそのスケトウダラの加工品を作った張本人なんですよ。それ以来、タラを核にして、おつまみシリーズの加工品を作り続けています。

うちのこだわりは、目の前の海で獲れる、新鮮な素材が提供できることと、殺菌海水です。殺菌海水とは、殺菌した海水を使って下処理や洗浄を行うことで、これによって鮮度を損なわずに美味しい商品に加工できるのです。

また、多くの場合は原料を加工する一次産業は海外で処理が行われますが(特に中国、ベトナム、タイ)、弊社は、原料から加工、商品化までをすべてここでやっています。無添加の北陸産の魚を使った、安心安全な加工品を食べられることが最大の強みです。

コロナ禍を経て、ECを強化したい

通販事業は、昨年始めたばかりなんです。今までは量販店向けの仕事がほとんどでしたから。コロナ禍になって、卸だけではやっていけないということになったんです。同業社もコロナ禍で厳しくなって、事業をやめた人もたくさん見てきました。

柱は1本だけだとつぶれてしまいます。これまでのお客様を大切にしながらも、事業を継続させるためにも、今は通販(EC)をしっかり伸ばしていきたいと考えています。

水産業界全体のお話をすると、水産業は今、次の担い手が不足しているんです。漁業も加工業も、人が足りず、外国人実習生が入ってきています。(漁業はインドネシアの方が多く、工場では中国、インドネシアの方が多い傾向)

それから今は世界情勢もあって、ロシア産の甘えびが入らなくなりました。代わりにグリーンランド、カナダ産などのエビが穴埋めするのですが、それも値上がりしてしまい、輸入商社がそれらを買い占めると、国産品も供給が少ないので値上げする、というような悪循環が起こっています。

コロナに物価上昇に後継者不足に、と水産業界は苦境に立たされています。そのためにも、しっかりとECを拡大させて、価値のある良い商品をお届けし、しっかりと利益を得る、というサイクルを確保しなければと思っています。

殻ごと食べられる甘エビに、つまみにぴったりなホタルイカ

コンテストに参加している甘エビとホタルイカのセットは、両方とも無添加で、前浜産の原料100%です。

えびは殻ごと食べられます。

ラクマ10周年記念コンテスト 参加商品:「かるく炙ると風味豊か 自慢のほたるいか素干し100gと甘エビ丸干80gセット」(1,999円 税込)

ホタルイカは、肝臓に良いとされるタウリンが豊富なので、お酒のおつまみにもちょうど良いんです。
ホタルイカは、1分ほどフライパンであぶってから食べるのもお奨めです。お酒はビール、日本酒、ハイボールなどに合いますよ。

【プロフィール】

写真左は、大阪ヒルトンホテルのスペイン料理シェフ(ジェフさん)

お名前:濱本五朗さん(写真右)

地域:福井県福井市

ショップ名:北陸の街ショップ

ショップURL: https://fril.jp/shop/8ab0662910acd4af2421e425bde3dc7f

fril.jp

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