ラクマで釣り具が売れる！出品のコツや発送・梱包方法を徹底解説

みなさんは、使わなくなった釣り具をどうしていますか？買取店に持っていく方もいるかもしれませんが、楽天ラクマに出品すると手軽に高値で売れる場合もあります。

今回は、釣り具が売れやすくなる出品方法について、ポイントやおすすめの梱包・発送方法も含めて解説します。使っていない釣り具をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

釣り具は使用済みでも売れる？

釣り具の場合、きれいな状態を保ち、小物はまとめ売りをするといったポイントをおさえると売れやすくなります。

例えば、シマノ（SHIMANO）のロッドであれば、楽天市場では新品が13,000円～38,000円程度で販売されており、楽天ラクマでの販売価格は6,000円～30,000円程度。
新品の販売価格と比較しても、納得できる価格で楽天ラクマで売れるようです。シリーズにもよりますが、10,000円以上で売れている商品も多数ある状態です。出品価格を15,000円とした場合、手数料や送料を引いても12,690円の利益を得ることが可能です。

続いては、釣り具を高値で売れやすくするコツをチェックしていきましょう。

釣り具を高値で売れやすくするコツ

釣り具を高値で売れやすくするためには、商品の状態をきれいにする、ルアーなどの小物はまとめ売りをするといったコツをおさえることがポイントです。

商品はきれいな状態にしておく

掃除をして、できるだけきれいな状態で出品しましょう。出品価格は状態の良し悪しで変動するため、使用感が少なく新品に近いアイテムほど高値で売れます。出品用の写真を撮影する前に、きれいに洗って汚れを落とすことが大切です。

また、購入した段階で中古として売ることを想定している場合、サビや汚れがつかないよう入念にメンテナンスを行いましょう。

箱やケースに入れて出品する

箱やケースが保存してある場合、それに入れて出品します。特に、ロッドは穂先が破損しやすいため、ケースに入れておくと安心です。

小物はまとめ売りでお得感をプラスする

ルアーやワームなどの小物はまとめ売りをすると販売しやすくなります。ルアーの場合、通常のサイズであれば複数個が一つの梱包に収まるため、まとめ売りをすることで送料を抑えられます。

例えば、レイドジャパンのルアー「LEVEL VIB」は、下記のような価格になります。

楽天市場で販売価格（新品）：1,700～2,000円/個

楽天ラクマでの販売価格：900～1,500円/個

楽天ラクマでのまとめ売り：500～1,000円/個

まとめ売りをすれば、小物であっても一つも無駄にせず売ることが可能です。

出品時に釣り具を売れやすくする手順

楽天ラクマで釣り具を出品するときには、以下3つの手順を踏んでいきます。

各ステップで気をつけるべきポイントをおさえ、商品をより魅力的にアピールする工夫が不可欠です。ここからは、手順ごとに売れやすくするためのコツや便利機能をご紹介します。

写真は細かい部分も複数枚撮影

出品写真は、傷や汚れの箇所なども含めて複数枚撮影しましょう。
フリマアプリでは、実物を見ずに写真と説明文だけで購入を判断することになるため、写真撮影は売れやすくする重要なポイントとなります。商品全体の特徴はもちろん、傷や汚れといった細かい部分も確認しやすい写真を撮ることが、安心して購入してもらうコツです。

自然光の入る明るい場所で撮影する

商品の色味や状態を正確に伝えるために、自然光の入る明るい環境を準備しましょう。
きれいな写真は商品の特徴が伝わりやすいだけでなく、丁寧に扱われている印象を与える効果もあります。

余計なものが入らないように周囲を片付け、商品全体が写るように撮影することがポイントです。

型番や傷など細かい部分も撮影する

型番やロゴなどを正確に伝えることはもちろん、傷や汚れなども撮影しておきましょう。

例えば、リールがサビついているにも関わらず、わからないように撮影して出品すると、取引後にトラブルとなる恐れがあります。購入者がダメージや使用感も込みで判断できるよう、小さな傷でもわかりやすく撮影するようにしましょう。

金額設定には相場をチェック

過去の販売価格や相場を確認したうえで、金額を設定しましょう。高くしすぎても売れなくなってしまうため、相場を参考にすることがポイントです。

楽天ラクマ内の相場は以下の方法で確認できます。

販売状況を「売り切れ」で絞り込む

自分が出品したいアイテムを検索、絞り込みをタップして〈販売状況〉を「売り切れ」のみで検索します。

商品の状態をもとに比較する

絞り込みをタップし、＜商品の状態＞で自分が出品するアイテムの状態と近いものの選択が可能です。

選択できる商品の状態
□ 新品・未使用
□ 未使用に近い
□ 目立った傷や汚れなし
□ やや傷や汚れあり
□ 傷や汚れあり
□ 全体的に状態が悪い

例えば、ダイワのリールであれば、楽天市場での新品の販売価格は5,500円～10,000円程度。一方、楽天ラクマでの販売価格は4,800円～6,000円程度となっています。

商品の価格は状態の良し悪しや箱の有無などで変動します。自分が出品するアイテムと近いものの価格を参考にして金額を設定しましょう。

説明文は簡潔にわかりやすく

説明文は簡潔にわかりやすく記載しましょう。メーカーや名称をはじめ、傷の有無といった商品の状態についても記載し、購入者がどのようなアイテムなのかイメージできるようにすることが重要です。

説明文を記載する際は、以下の内容を参考にしてみてください。

説明文では、購入を検討するにあたって必要な情報を網羅しておきましょう。傷やサビといったダメージについては、写真だけではわかりにくい可能性もあります。説明文にも記載しておくことで、より安心して購入してもらえるほか、取引後のトラブル防止にもつながります。

梱包の手順

釣り具の場合は、商品の種類と保管方法によって梱包方法が異なります。

専用のケースがある場合はそれを使って梱包していきますが、ケースがないときには、段ボールや緩衝材などの準備が必要です。安全に配送するためにも、それぞれの商品に適した梱包方法をとりましょう。ここからは、ルアー・リール・ロッドにわけ、使用済みの場合における梱包手順を解説していきます。

ルアーの梱包手順

用意する梱包資材
・ルアーのフックカバー（発泡スチロール、ウレタンマット、スポンジなどでも代用可）
・OPP袋
・気泡緩衝材
・封筒
・ガムテープ

資材の購入場所
100円ショップ、ホームセンター、ネット通販など

1. ルアーのフック（針）にフックカバーをつける
   • フックカバーが用意できない場合、発泡スチロール、ウレタンマッド、スポンジなどでも代用可能です。
2. OPP袋に入れ、気泡緩衝材で包む
   • 水漏れに備えてOPP袋に入れます。その上から傷防止のために気泡緩衝材で包みます。
3. 封筒に入れ、ガムテープで封をする

リールの梱包手順

用意する梱包資材
・気泡緩衝材
・段ボール
・テープ

資材の購入場所
100円ショップ、ホームセンター、ネット通販など

1. リールを気泡緩衝材で覆う
   • 破損を防ぐため、リールを気泡緩衝材で包みます。
2. 段ボールに入れ、さらに緩衝材をつめる
   • 段ボールのサイズは、リールの大きさにあわせて選びましょう。隙間には新聞紙や緩衝材を入れて破損を防ぎます。
3. 段ボールを封かんする

ロッドの梱包手順

用意する梱包資材
・気泡緩衝材
・段ボール
・テープ

資材の購入場所
100円ショップ、ホームセンター、ネット通販など

1. 穂先を気泡緩衝材で包む
   • 穂先は特に折れやすい部分のため、気泡緩衝材を巻きます。
2. 全体を気泡緩衝材で包む
   • 全体をつつめるサイズの気泡緩衝材で巻き、両端を折ってテープでとめます。
3. 穂先を段ボールで補強する
   • 穂先が覆える程度の段ボール板を用意し、両側から折りたたみテープでとめましょう。
4. 全体を梱包用段ボールに入れる
   • 商品サイズにあわせて段ボールを切り、梱包用段ボールを作ります。
5. 段ボールを封かんする

発送について

釣り具は商品の種類によってさまざまな大きさがあるため、サイズにあわせて発送方法を選択しましょう。

ルアーや小物などA4サイズよりも小さな商品は、「かんたんラクマパック　ゆうパケットポスト」がおすすめです。配送料は全国一律175円で、専用箱または発送用シールを用意してポストに投函するだけで発送ができます。匿名配送、追跡、紛失補償といったサービスがついているため、安心して発送が可能です。

リールやロッドなどA4サイズより大きな商品は、ヤマト宅急便・ゆうパック・飛脚宅配便といった配送サービスを利用しましょう。大きさによって適した配送方法や送料が異なるため、大型になる場合はサイズの確認が不可欠です。

例として、「ゆうパケットポスト」について基本情報と発送方法をご紹介します。

かんたんラクマパック　ゆうパケットポスト
送料：全国一律175円(税込)※売上高から引かれます
販売場所：郵便局
大きさ（専用箱）：32.7cm×22.8cm×3cm
大きさ（発送用シール）：3辺合計（A+B+C）60cm以内（縦・横が14cm × 9cm以上）
　　　　　　　　　　　　長辺（A）34cm以内、厚さ（C）3cm以内
重さ：2kg以内

まとめ

楽天ラクマで釣り具を出品するにあたっては、コツと手順ごとのポイントをおさえておくと、より高値で売れやすくなります。ルアーやワームなどの小物はまとめ売りをする、ロッドやリールは出品前にきれいな状態にしておくなど、ひと手間を加えましょう。

また、釣り具にはさまざまな種類があり、大きさに応じて適切な梱包方法や配送方法が異なります。自分が出品したいアイテムの大きさを確認し、安全に安く梱包から発送まで済ませる方法を選択することが大切です。