~プラットフォーマー正会員として、個人間取引におけるブランド品偽造品の流通撲滅を目指す~
「楽天ラクマ」は昨年、25年以上にわたりブランド品の偽造品や不正商品の流通防止に尽力してきた、一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)のプラットフォーマー正会員として加盟しました。これに伴い2025年9月10日に、AACDによるブランド品の偽造品対策研修を安心安全対策に従事する担当者向けに初開催いたしました。本研修は、「楽天ラクマ」がユーザーの皆様に提供する安心・安全なフリマ体験を一層強化するための重要な取り組みとなります。

偽造品対策へのコミットメントとAACDとの連携強化
「楽天ラクマ」は、ユーザーの皆様に安全で信頼できるサービスを提供することを目指し、これまでも、AIを活用した不正検知システム、専門チームによる24時間365日の出品・取引のパトロール、権利者を保護する「権利者保護プログラム」の提供、そして個人間取引においてプロの目で鑑定する「ラクマ最強鑑定」の提供など、多角的なアプローチでブランド品の偽造品対策に取り組んでまいりました。これらの成果により、2025年6月末までのデータで、ファッション商品の偽造品に関するお問合せ発生率は過去最低の0.009%にまで減少しています(注)。
「楽天ラクマ」専用カスタマイズ研修、初の実施
2025年9月10日に実施された研修には、「楽天ラクマ」内のカスタマーサポート部門で偽造品対策に関わる主要チームの担当者が参加しました。本研修は、AACDの専門家が講師として、「楽天ラクマ」のプラットフォーム特性や流通商品を深く理解した上で、特別にカスタマイズされたプログラムとして提供されました。
研修は、座学と質疑応答、テストを組み合わせた実践的な形式で計4時間にわたって進行しました。偽造品が流通する背景や手口の多様化・巧妙化に対する最新の知見、そしてプラットフォームにおける出品段階での検知・モニタリングのコツなどを深めることに重点が置かれました。専門家からの直接指導を受けることで、参加者一人ひとりの偽造品対策への意識がさらに高まり、偽造品問題全体を理解し、対策を講じるための体系的な知識を習得することができました。

研修参加者の声
研修を終えた参加者からは、以下のような声が寄せられました。
「偽造品を見抜くための実践的なチェックポイント、実例に基づくトレーニングなど、モニタリング手法を強化するヒントや現場の判断力向上に繋がる大変有益な機会となりました。日々行っている監視業務の重要性を改めて認識するとともに、「楽天ラクマ」をご利用いただく皆様により一層の『安心』を提供できるよう努めてまいりたいと考えています。」(モニタリンググループ 担当者)
「弊社がオンラインのサービスであることから、今回はオンライン上でも判別できるポイントをメインに研修内容を設計いただきました。研修では、画像を使った判別トレーニングを行うなど、実践的な学びを得ることができました。今後もAACD様との連携を一層強化し、安心安全な取引環境の提供を目指していきます 」(トラスト&セーフティーグループ 担当者)
「今回の研修を通じて、ブランドごとチェックポイントを体系的に学び、実践を通して観察眼と判断力を養うことができました。今後は学んだ知識を業務に活かし、ラクマ全体の品質向上にも貢献していきたいです」(セキュリティリスクマネジメントグループ 担当者)
今後の展望
「楽天ラクマ」は、AACDへのプラットフォーマー正会員加盟や、カスタマイズ研修の実施の機会を最大限に活用しながら、リユース業界と連携して偽造品対策を一層強化し、CtoC市場における安心・安全の牽引を目指してまいります。研修で得た知見を日々のパトロール体制やカスタマーサポート業務に活かすとともに、AIを活用した検知システムのさらなる精度向上、ユーザーへの注意喚起や啓発活動の強化、そして関係機関(特許庁、税関など)やブランド権利者様との連携強化など、多角的なアプローチで安心・安全なプラットフォーム運営を目指してまいります。
注)「楽天ラクマ」の基準に基づき、「レディース」「メンズ」カテゴリの偽造品に関するトラブルを取引件数で算出
関連URL(楽天ラクマの不正行為・偽造品への取り組み):https://fril.jp/ts/safety/patrol/
ブランド品の個人間取引も、プロの目で安心を。「ラクマ最強鑑定」:https://fril.jp/ts/guide/authenticity/
■一般社団法人 日本流通自主管理協会(AACD)とは
並行輸入品・リユース品市場での、“偽造品”や“不正商品”の流通防止と排除を目指して、1998年4月に発足した民間団体です。消費者が安心して買い物ができる、確かなブランド品市場を形成するために、関係諸機関・団体、及び、関連企業等と連携をはかり、「協会」独自の商品取り扱い自主基準を定め、監視・管理システムを確立し、 積極的な活動を展開しています。
公式サイト: http://www.aacd.gr.jp/
■一般社団法人 日本流通自主管理協会 事務局長 姉川 博氏コメント
「楽天ラクマ」さんは、これまでも賛助会員として偽造品対策で連携してきましたが、昨年より、プラットフォーマーとして正会員に参画いただきました。プラットフォーマー企業の参画も年々増えてきています。偽造品は日々多様化、精巧化していますので、AACDのノウハウや知見を活用いただき、「楽天ラクマ」さんには、より一層、CtoC市場における健全化、リユース市場の健全化を牽引していただければ幸いです。巧妙化する偽造品対策にとって、プラットフォーマー事業者の自主管理は欠かせません。今回の「楽天ラクマ」さんとの勉強会は、プラットフォーマーの偽造品対策の精度向上や効率化に向けて、2次流通の識別情報がどのような形で機能するかを検証する初めての試みでした。このような活動をきっかけに、「楽天ラクマ」さんをはじめとするプラットフォーマー会員各社との情報共有を進め、業界全体での自主管理レベルの向上の在り方を模索していきたいと考えています。


